僕にとって大切な場所があります。
少し時間が取れたのでまた、思い切って行きました。
大切な人に会いに。
そこは、北海道上ノ国町
僕の生まれ育った町です。
冬に帰ってきたのは何年振りか十なん年振りか、、、
何も言わなかったので
ばーちゃん、ビックリしてました。
前の日電話で『雪掻きにいくから!』と冗談で話ししていた程度なので
まさか本当に来るとは思わないですよね。
一人暮らしなので質素な食事をしているので一緒に晩御飯の買い出しに。
祖父が亡くなる前は正月やお盆に何十人と集まる家でしたが、
祖父が亡くなって、今年の正月は誰もこなかったみたいです。
いつも準備が大変だから良かったといっていましたが、本心はわかりません。
きっと、寂しいんだろうな。
正月に来れなかったから二人で、いや、じーちゃんの写真と三人で僕の好きなジンギスカンを囲みました。
小さいテーブルだとご馳走がいっぱいあるように見えるからいいと、祖父が伐採した木の小さなテーブルで。
小さい頃よく食べたゴッコ炒めを作ってもらい懐かしくて、子供の頃思い出しましたね。
次の日の朝からものすごい吹雪で、雪掻きしにきた甲斐がありますね!
連日、朝晩の雪掻きですがすぐ40cmくらい積もるので本当に北国の暮らしは大変だと身にしみました。
しかもこの日日中なのに-8°cでした。
体感温度はもっと寒かったですね。
ばーちゃんの元気なのがわかりましたよ。
これを毎日やってたら足腰鍛えられますよ、本当に。
もう一回くらい雪掻きにきてあげたい。
小さい頃この川でつららとったり、川の上に張った氷の上で遊んでたっけな。
もう少ししたら凍るみたいです。
広い天の川はバリバリ凍ってました。
流石にこの上は怖くて行かなかったな〜
最後にインスタントラーメン作ってくれました。
おふくろの味がしましたね。
『また来るよ』
『来なくていいから、お金貯めなさい』
『雪掻きとか草刈りとか一人じゃ大変じゃん』
『なんとか、やってるからいいって』
『まぁ、またふらっと来るよ』
前回と同じく、そんな会話を繰り返しながらまた来れるようにがんばりますよ!
時間は永遠にあるわけじゃない。
だから、大切な人は大切にしたい。
会えなくなる前にたくさん思い出作ってばーちゃんに幸せな気持ちになって欲しいから。
先のことは考えると悲しくなるので、また会える日までがんばる。
それだけでいいのかもね。